2013 Rindo Kenzo Estate
2013 Rindo Kenzo Estate
カプコン創業者の辻本憲三氏のワイナリーとして近年巷では話題の銘柄ですが、そういった情報も面白いのですが、まあワイン以外の情報&±なバイアス等に惑わされず率直な品質を探ってみたいと思います。この銘柄はナパにて造られるカベルネソーヴィニヨン主体の本格的フルボディワインで、グラスから立ち上るバニラやバター等の甘い香りにワッと驚かされると思います。決してフランスボルドーのワインとは違うスタイルですが、オーパスワン等と共通する甘く心地のいい香りで好感が持てます。味わいは若いVTとは思えない程なめらかでシルキーな口あたり。甘く熟した黒い果実が大きく口の中で広がっていく。 年回りなのかスタイルの変更なのか分からないが、この2013ものは以前のVTよりも肉厚でボリューム感があり、甘くて近づきやすいスタイルに仕上がっている様子に感じた。
このまま年々進化して行くと将来ナパを代表する銘柄になっていく事でしょうね。 現在グラスにて好評販売中!
カベルネ・ソーヴィニヨン 57%、メルロ 30%、プティ・ヴェルド 11%、マルベック 2%